2005年03月27日(日) | Tweet |
■ 第83回全日本スキー選手権大会 クロスカントリー競技 最終日
冬戦教広報から入ったレポートです。●3月27日(日)、第83回全日本スキー選手権、最終日、天候は雪/曇り、気温-2度、 風1~2mの中 女子30km・男子50kmクラシカル競技が行われました。
●女子 女子の30km競技は、 朝方から降りつずく雪がコース上にたまった状態でしたが予定通り9時に 全員一斉スタートで競技が始まりました。 レース前半はコースに雪がたまっている状況なので 抜け出すことが出来ず集団でレースは流れました。 先頭集団には冬戦教の曽根田選手が3番目を キープし、7・8番目あたりに冬戦教の松浦選手と柴田選手が付けてレースは後半へ進む、 レース後半になり、北海道JRの石田選手、冬戦教の曽根田選手、弘果SRCの福田選手、 そして 早稲田大学の大類選手と続き、第2集団に松浦選手を含めた5・6人が上位を狙って追いかける展開に、 レースが動き出したのは25kmをすぎてからの上り坂で、 曽根田選手が一気に勝負をかけてスパートする。 後続も賢明に追いかけるが曽根田のスパートについて行けず、 曽根田はその差を徐々に広げ、 2位に20秒の差を付けてそのままガッツポーズでゴールし優勝を決めました。 その他、第6位に今大会好調の松浦選手が入り、 第8位に1年目新人の柴田選手が全日本選手権初入賞しました。
●女子30kmクラシカル競技のスタート ●第6位入賞、松浦選手の走り(右から二人目)
●優勝した曽根田選手の軽快な走り ●ガッツポーズで優勝のゴールラインを切る曽根田選手
●優勝カップを手に喜びの曽根田選手 ●入賞の面々(前列中央: 柴田選手、
後列左:松浦選手、
後列中央:優勝の曽根田選手)
1位: 曽根田千鶴 1:53:09.6 北海道 陸自冬戦教
2位: 福田 修子 1:53:29.8 青 森 弘果SRC
3位: 石田 正子 1:53:40.9 北海道 JR北海道
●男子 男子50km競技は、1030予定通り全員一斉にスタート、 この頃になるとコースの雪が少しずつ溶け出して、難しいワックスになってくる。 先頭に出ると滑りが悪くなるため、牽制しながらレースは始まった。 先頭はNTT長野の今井選手、それを冬戦教の山田選手、青木選手、畠山選手ら6名が続く、 第2集団に冬戦教の福士選手、斎藤選手、を含めた集団が前を追いかける。 30kmを過ぎても先頭の今井選手は軽快なピッチで走る。2位との差を徐々に広げていく、 35km過ぎで、2位グループから冬戦教の青木選手が抜け出して先頭の今井を追いかける。 3位以降は5・6名の集団で続く。 40km過ぎたあたりで、1位今井選手と2位青木選手の差は約1分30秒、 まだまだ挽回できるタイムである。 しかし今井選手のピッチは落ちなかった。青木選手も必死に追いかけるがその差は縮まらず、 青木選手は結局第2位でゴール、第3位に後半しぶとい頑張りを見せたベテラン福士選手が入った。 その他は4位に畠山選手、5位に山田選手、8位に斎藤亮選手が健闘し入賞した。
●男子50kmクラシカル競技:スタート
●第2位入賞に輝く:青木選手 ●第3位入賞: 福士選手、ベテラン健在なり! ●表彰台の第2位青木選手(左)と第3位福士選手(右) ●冬戦教は7名の入賞者を出した。
1位: 今井 博幸 2:37:17.7 長 野 NTT長野
2位: 青木 正和 2:39:45.4 北海道 陸自冬戦教
3位: 福士 鎮顕 2:40:04.1 北海道 陸自冬戦教