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2009年08月03日(月)
■ リュージュナショナルチーム夏季合宿
リュージュナショナルチームはバンクーバーオリンピックを半年余り後に控え、札幌市で８月３日から７日まで夏季合宿を行っている。期間中、午前８時４５分から１時間は星置スケートセンターで氷上スタート練習が行われる。
トリノオリンピック女子一人乗り１３位の原田窓香（信州大学）など１０名の強化指定選手が参加。
今回の合宿では宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）とプロジェクトを組んで試作したリュージュ競技橇のテスト滑走も行われる。試作橇の座席部分には低比重で高強度という特徴をもつ先進複合材料である炭素繊維強化プラスチックが使用される。この素材は、既にロケットや人工衛星などに使用されているが、耐衝撃性にやや弱点がある。そこで、冬季オリンピックに向けて、この弱点を改良した素材を使用して、軽量ながら高速・過酷な使用条件に耐える橇を作っている。新型橇は、低重心化、空気抵抗の軽減を実現しており、１２月までの完成を目指している。
また、１２月上旬に五輪の枠が決定し、同月の日本選手権後にメンバーが発表される予定である。
 練習前にウォーミングアップ中の選手たち |  炭素繊維強化プラスチックで座席が作られた試作橇 |
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合わせて、ソルトレイク、トリノ五輪代表の稲田 勝（太陽グループ）ら５名のスケルトン選手も参加している。
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投稿者 Takaki : 23:59
リュージュ、スケルトン
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