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2016年01月31日(日)

■ 葛西3位で最年長表彰台記録を更新 ジャンプW杯札幌大会

葛西紀明:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子札幌大会最終日は31日、個人第15戦が札幌市大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)で行なわれ、43歳の葛西紀明選手(土屋ホーム)が138.5メートル、134メートルの合計259.5点で3位に入って、みずからが持つワールドカップの最年長表彰台の記録を、43歳7か月に更新した。 表彰台は昨年12月以来で今季2度目、通算58度目となった。

アンデシュ・ファンネメル:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦

アンデシュ・ファンネメル(ノルウェー)が143.5メートル、136.5メートルの265.9点で今季初勝利、通算3勝目を挙げた。

ヨハンアンドレ・フォルファン:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦3位のヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー)
260.3点(132m、134.5m)
2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦

 
1回目に141.5メートルでトップだった伊東大貴(雪印メグミルク)は7位に終わった。

他の日本勢は小林潤志郎(雪印メグミルク)が21位、中村直幹(東海大)が25位、伊藤謙司郎(雪印メグミルク)が29位。 佐藤幸椰(雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)、小林陵侑(土屋ホーム)、作山憲斗(北野建設)、伊藤将光(下川商工)は2回目に進めなかった。

葛西紀明:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦
葛西の1本目
葛西紀明:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦
葛西の2本目
ペテル・プレブツ:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦
ペテル・プレブツ(スロベニア)の2本目
葛西紀明:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦

葛西選手は、ジャンプワールドカップ個人最多出場488回と、ノルディックスキー世界選手権のジャンプ最多出場12回の2つの記録が新たにギネス記録に認定され、大会終了後に認定証が手渡された。
これで葛西選手は、これまでに認定されている「W杯最年長優勝」、「冬季五輪最多7度出場」、「五輪ジャンプ最年長メダル」と合わせて5個のギネス記録保持者となった。

   

アンデシュ・ファンネメル:2016ジャンプW杯札幌大会個人第15戦
アンデシュ・ファンネメル(ノルウェー)の2本目

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投稿者 Takaki:2016年01月31日 23:59
カテゴリー: ノルディックスキー , ジャンプ , スポーツ

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