2007年03月02日(金)

世界ノルディック札幌大会9日目 CC男子40キロリレー

クロスカントリー男子リレー4X10キロ クラシカル/フリー
クロスカントリー男子リレー4X10キロ クラシカル/フリー
17カ国が出場。トリノ冬季五輪5位のノルウェーがロシア、スウェーデンとの競り合いを制し、1時間30分49秒2で2001年大会からの4連覇を達成した。
クロスカントリー男子リレー4X10キロ クラシカル/フリー

蛯沢克仁(立野ケ原ク)、駒村俊介(ワセダク)、山岸修(アインズ)、神津正昭(ブルボン)の4人で挑んだ日本は1時間36分39秒6で15位に終わり、1954年ファルン大会(スウェーデン)に並ぶ過去最低記録となった。

また、宮の森ジャンプ競技場では、ノーマルヒル(HS100メートル、K点90メートル)予選が行われ、葛西紀明、伊東大貴(ともに土屋ホーム)岡部孝信(雪印)伊藤謙司郎(下川商高)の全員が3日の本戦に進んだ。

後ほど写真追加&加筆予定。

■今日の舞台裏
ベニューバス
メインプレスセンターと会場を結ぶメディア用シャトルバス車内。外国人占有率が高く、日本じゃない気分になる。それにしても、彼らの声がでかい。移動中のひと時、車内で一眠りといかないのである。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

2007年03月01日(木)

世界ノルディック札幌大会8日目 CC女子20キロリレー

クロスカントリー女子リレー4X5キロ クラシカル/フリー
クロスカントリー女子リレー4×5キロ クラシカル/フリー
16カ国が出場。フィンランドがW杯個人総合トップで第1走者のビルピ・クィトゥネンから独走し、54分18秒6で18年ぶりに優勝した。

クィトゥネン、マンニネン
左:独走するクィトゥネン 右:国旗を片手にチームメートに迎えられてゴールするマンニネン

CC女子リレー4X5km C/F フラワーセレモニー
1位:フィンランド  54:18.6
2位:ドイツ  54:30.5(+11.9)
3位:ノルウェー  54:34.3(+15.7)

(↑クリックで拡大表示)

日本はトップから2分3秒2遅れの56分21秒8で8位に入り、1972年札幌五輪と74年大会で記録したこの種目最高の9位を上回った。
第1走者:夏見円(JR北海道)  第2走者:石田正子(JR北海道)
第1走者:夏見円(JR北海道)14:33.7 区間5位  第2走者:石田正子(JR北海道)14:29.8 区間7位

第3走者:横山寿美子(セコム上信越)  最終走者:福田修子(弘果ク)
第3走者:横山寿美子(セコム上信越)13:28.9 区間9位  最終走者:福田修子(弘果ク)13:49.4 区間13位 

(↓クリックで拡大表示)
第1走者 夏見円
5番手につけた夏見
3走 横山からアンカー福田へのリレー
3走横山からアンカー福田へのリレー

会場:白旗山距離競技場
観客数:2,450
参加国・地域数:16
参加選手数:64


■今日の舞台裏
ENGレディー
フォトポジションのすぐ横のENGエリアに陣取ったHB(ホストブロードキャスター)の女性スタッフ。こちらにカメラを向けて撮っていたので、フォトグラファーみんなではしゃいで見せた。
そして、すかさずお返し。ニヤリ

後で聞いたのだが、彼女に撮られた我々の姿は国際映像に乗ってヨーロッパに流されたらしい。タラッ
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

2007年02月28日(水)

世界ノルディック札幌大会7日目 CC男子15km

クロスカントリー男子15キロメートルフリー
119の選手のうち、80名あたりがスタートした頃に雪が強くなり、W杯上位の選手の頃には猛吹雪となった。このため、実績こそ劣るが、好天の中で滑った前半スタート組が上位に進出。W杯に出場経験のない無名の19歳カルネイエンカ(ベラルーシ)が2位に入る大波乱となった。
バイアスロンが専門のラーシュ・ベルゲル(ノルウェー)が35分50秒0で初優勝した。同じくバイアスロンの王者ビョルンダーレン(ノルウェー)は後半スタートのため16位と振るわなかった。
ラーシュ・ベルゲル(ノルウェー)
ラーシュ・ベルゲル(ノルウェー)

レアニード・カルネイエンカ(ベラルーシ)、トビアス・アンゲラー(ドイツ)
左:レアニード・カルネイエンカ(ベラルーシ) 右:トビアス・アンゲラー(ドイツ)

CC男子15kmフリー フラワーセレモニー
1位:ラーシュ・ベルゲル(ノルウェー)  35:50.0
2位:レアニード・カルネイエンカ(ベラルーシ)  36:25.8(+35.8)
3位:トビアス・アンゲラー(ドイツ)  36:42.4(+52.4)

(↑クリックで拡大表示)

日本の3選手の結果は以下のとおり。
神津正昭(ブルボン)
43位:神津正昭(ブルボン) 38:42.9(+2:52.9)

大山勝広(阿東体協)
44位:大山勝広(阿東体協) 38:43.5(+2:53.5)

成瀬野生(早大)
56位:成瀬野生(早大) 39:11.6(+3:21.6)


■今日の舞台裏
バナーの下のフォトグラファー
コース脇のバナーの下の隙間から選手を狙うフォトグラファー。規定のフォトポジションではないため、後ほど私を含めて全員移動を命ぜられた...
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

2007年02月27日(火)

世界ノルディック札幌大会6日目 CC女子10km

後半戦最初の競技は白旗山競技場でクロスカントリー女子10キロメートルフリー。
カテリナ・ノイマノバ(チェコ)
トリノ冬季五輪30キロフリー覇者で34歳のカテリナ・ノイマノバ(チェコ)が23分58秒4で前回のオーベルストドルフ大会に続いて2連覇。

オリガ・サビロワ(ロシア)、アリアナ・フォリス(イタリア)
左:オリガ・サビロワ(ロシア) 右:アリアナ・フォリス(イタリア)

CC女子10kmフリー フラワーセレモニー
1位:カテリナ・ノイマノバ(チェコ)  23:58.4
2位:オリガ・サビロワ(ロシア)  24:24.9(+26.5)
3位:アリアナ・フォリス(イタリア)  24:28.6(+30.2)

(↑クリックで拡大表示)

曽根田千鶴(陸自冬戦教)
日本からは曽根田千鶴(陸自冬戦教)が出場。26分53秒1(+2:54.7)で48位だった。


■今日の舞台裏
ノルウェー応援団

各会場で一番元気が良いノルウェーの応援団。彼らは白旗山のそばの造園業者の敷地内に場所を借りてテント村をしつらえて野営している。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

2007年02月25日(日)

世界ノルディック札幌大会4日目 ジャンプ団体戦で日本が銅メダル

ジャンプのラージヒル(HS134メートル)団体が大倉山ジャンプ競技場行われ、日本(栃本翔平:北海道尚志学園高、岡部孝信:雪印、伊東大貴:土屋ホーム、葛西紀明:同)が905.9点で3位に入り、2大会ぶりのメダルを獲得した。
喜びに湧く日本チーム(左から葛西、伊東、岡部、栃本)
喜びに湧く日本チーム(左から葛西、伊東、岡部、栃本)

栃本翔平、岡部孝信
左:栃本翔平 198.9点(118.0m,110.0m)
右:岡部孝信 225.8点(121.0m,120.0m)

伊東大貴、葛西紀明
左:伊東大貴 243.3点(117.0m,131.5m)
右:葛西紀明 237.9点(128.0m,117.5m)

伊東大貴、葛西紀明
左:2回目に131.5メートルの大ジャンプを決めガッツポーズの伊東大貴
右:2回目、メダル獲得を確信して笑みがもれる葛西紀明

喜びに湧く日本チーム
銅メダル確定。2回目のジャンプを終えた葛西に抱きつき喜ぶ伊東、栃本、岡部。

(↓クリックで拡大表示)
フラワーセレモニー
競技終了後、ブレーキングトラックで行なわれたフラワーセレモニー。
1位:オーストリア 1000.2点
2位:ノルウェー 953.5点
表彰式は26日17時から17:00から札幌駅南口広場、ノルディックファンパークで行なわれる。
大倉山ジャンプ競技場観客席
7270人の観客がつめかけ、日本選手の活躍に湧いた。






■今日の舞台裏
大倉山ジャンプ台 ランディングバーン横の階段
ランディングバーン横のフォトポジションへ行くには、この階段を昇る。着く頃には汗だくになってしまう。ちなみに110mから140mの間ではジャッジの関係で撮影できない。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

世界ノルディック札幌大会4日目 女子距離複合(15キロ)

白旗山競技場でクロスカントリー女子パシュート(7.5kmクラシカル+7.5kmフリー)が行なわれた。
クロスカントリー女子パシュート(7.5kmクラシカル+7.5kmフリー)
競技はマススタートで行なわれ、59名が一斉にスタート。

オリガ・サビアロワ(ロシア)
ロシアのオリガ・サビアロワが優勝。世界選手権では2003年イタリア大会の30キロフリーに続く、自身2個目の金メダルを獲得。

女子パシュートフラワーセレモニー
1位:オリガ・サビロワ(ロシア)  41:27.5
2位:カテリナ・ノイマノバ(チェコ)  41:28.0(+0.5)
3位:クリスティン・ストルメル・ステイラ(ノルウェー)  41:29.6(+2.1)

(↑クリックで拡大表示)

日本からは横山寿美子(セコム上信越)、石田正子(JR北海道)、曽根田千鶴(冬戦教)がエントリー。
横山寿美子(セコム上信越)、石田正子(JR北海道)、曽根田千鶴(陸自冬戦教)
結果は、
23位:横山寿美子  43:26.2(+1:58.7)
26位:石田正子  43:32.9(+2:05.4)
38位:曽根田千鶴  45:02.1(+3:34.6)

パシュート ピット
クロスカントリーのパシュート競技は、前半にクラシカル、後半にフリー走法で走りその合計で競う。
前後半の間でピットに入り、スキー板を履き替えるのだが、このピット作業も記録されピットタイムの順位がつけられる。今回は横山寿美子が27.8秒で1位であった。

横山寿美子、石田正子
並走する横山(手前)と石田。

曽根田千鶴
メインスタンド前を通過する曽根田。


■今日の舞台裏
EOS-1D MarkII
フィニッシュライン奥のTVカメラブースに取り付けられたカメラ。無線でリモートコントロールされる。カメラからケーブルでぶら下がっているのが受信機。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved

2007年02月24日(土)

世界ノルディック札幌大会3日目 ジャンプHS134

大倉山ジャンプ競技場(HS134)で、18の参加国・地域から50名の選手が参加してジャンプ個人戦決勝が行なわれた。
シモン・アマン
1位:シモン・アマン(スイス) 266.1点(125.0m,134.5m)
Harri Olli
2位:ハリ・オリ(フィンランド)
265.9点(124.0m,136.5m)
Roar Ljoekelsoey
3位:ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー)
262.9点(123.0m,135.0m)
シモン・アマン
左:2本目、勝利を確信してブレーキングトラックでガッツポーズのアマン。右:表彰台で喜び弾けるアマン。

Olli Harri, Ammann Simon, Ljoekelsoey Roar


残念ながら日本選手は入賞ならず。その中で高校生の栃本翔平が日本選手トップの16位につけた。
(↓クリックで拡大表示)
栃本翔平
16位:栃本翔平(北海道尚志学園高)
219.4点(117.0m,121.0m)
岡部孝信
21位:岡部孝信(雪印)
208.2点(106.5m,125.0m)
葛西紀明
24位:葛西紀明(土屋ホーム)
202.2点(108.5m,120.5m)
伊東大貴
29位:伊東大貴(土屋ホーム)
173.9点(112.0m,106.0m)
大倉山ジャンプ競技場
7200人の観客が大倉山ジャンプ競技場に訪れた。

大倉山ジャンプ競技場
観客席では沢山の日の丸が打ち振られ日本人選手に声援が送られた。

■今日の舞台裏
大倉山ジャンプ競技場サブプレスセンター
写真ではまだ空いているが、試技開始前には満員御礼となった大倉山ジャンプ競技場サブプレスセンター。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved