2008年03月08日(土)

第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日

4日間に渡って開催された第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技の最終日は札幌市白旗山距離競技場で男女パシュート競技が行われた。

●女子パシュート7.5kmC+7.5kmF
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日女子パシュート
女子パシュートはビブナンバー1の大林千沙(美幌スキー連盟)が転倒し、後続の数名が巻き込まれるという波乱のスタートとなった。
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日
パシュート競技は前半をクラシカルスタイルで滑り、このピットにてスキーを履きかえて後半のフリースタイルを滑る。ピットタイムも計測され、その順位も発表される。

女子パシュート1位:石田正子(JR北海道スキー部)
石田正子(JR北海道スキー部)が一度も先頭を譲らずフィニッシュして女子優勝、6日に行われたスプリント・クラシカル(1km)と合わせて今大会2冠を獲得した。

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女子パシュート2位:小林美貴(日本大学保健体育審議会)、3位:丸山未紀(早稲田大学スキー部)
2位:小林美貴(日本大学保健体育審議会)-左
3位:丸山未紀(早稲田大学スキー部)-右
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日女子パシュート表彰
順位 氏名 所属 7.5kmC Pit 7.5kmF フィニッシュ 時間差
1 石田正子 JR北海道スキー部 22:25.2 (1) 00:31.3 (1) 21:49.2 (2) 44:45.8 0.0
2 小林美貴 日本大学保健体育審議会 23:05.4 (2) 00:39.8 (=22) 21:40.9 (1) 45:26.2 +40.4
3 丸山未紀 早稲田大学スキー部 23:23.1 (5) 00:35.1 (=5) 22:04.5 (3) 46:02.8 +1:17.0

●男子パシュート15kmC+15kmF
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日男子パシュート
64名の参加選手が一斉にスタート

男子パシュート優勝:金丸富男(DOWAスキークラブ)
男子優勝は金丸富男(DOWAスキークラブ)。昨年のパシュート(20km)に続く2連覇を達成した。

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男子パシュート2位:駒村俊介(チーム明徳寺)、3位:高口嘉樹(陸自冬戦教)
2位:駒村俊介(チーム明徳寺)-左
3位:高口嘉樹(陸自冬戦教)-右
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日男子パシュート表彰
順位 氏名 所属 15kmC Pit 15kmF フィニッシュ 時間差
1 金丸富男 DOWAスキークラブ 43:05.4 (3) 00:28.3 (2) 39:24.6 (2) 1:22:58.4 0.0
2 駒村俊介 チーム明徳寺 43:05.3 (2) 00:31.0 (9) 39:26.6 (3) 1:23:03.0 +4.6
3 高口嘉樹 陸自冬戦教 43:41.3 (19) 00:34.3 (=32) 38:53.3 (1) 1:23:09.1 +10.7

第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日 優勝:石田正子、金丸富男
控えめなガッツポーズでフィニッシュラインを通過する石田正子と喜び弾ける金丸富男

第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日
第86回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技最終日
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投稿者 Takaki : 2008年03月08日 23:59

2008年02月28日(木)

夏見、日本距離スキー史上初の表彰台

夏見円
27日、スウェーデンのストックホルムで行われたノルディックスキーワールドカップ第15戦、女子スプリント・クラシカル(1km)で、夏見円選手(JR北海道スキー部)が3位に入り、クロスカントリースキーではオリンピック、世界選手権、W杯を通じて日本人選手として初めて表彰台に立った。1928年にスイスのサンモリッツで行われた第2回冬季オリンピックに初めてクロスカントリー競技に日本人選手が出場して以来、80年越しの悲願達成となった。




(写真は2007年3月1日 世界ノルディック札幌大会 女子20キロリレーにて)
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2008年02月11日(月)

第17回Tvh杯ジュニアジャンプ大会

道内の小中学生47名が参加して、札幌市荒井山ジャンプ台(ミディアムヒルK=55m、スモールヒルK=25m)で第17回Tvh杯ジュニアジャンプ大会が開催された。
第17回Tvh杯ジュニアジャンプ大会

中学生の部
中学生の部優勝 竹花健汰
優勝:竹花健汰(札幌八軒東中) 234.1点(55.0メートル、57.0メートル)
中学生の部2位 渡辺知也
2位:渡辺知也(名寄中)
206.8点(52.0メートル、51.5メートル)
中学生の部3位 高梨寛大
3位:高梨寛大(上川中)
194.8点(49.0メートル、52.0メートル)

小学生2部
小学生2部 優勝:佐藤幸椰
優勝:佐藤幸椰(石狩紅葉山小) 215.5点(23.5メートル、24.0メートル)
小学生2部 2位:服巻健太
2位:服巻健太(札幌大倉山小)
195.6点(22.0メートル、22.0メートル)
小学生2部 3位:和田全功
3位:和田全功(余市黒川小)
183.3点(20.5メートル、21.5メートル)

小学生1部
小学生1部 優勝:伊藤将充
優勝:伊藤将充(下川小) 178.8点(21.0メートル、21.0メートル)
小学生1部 2位:佐藤慧一
2位:佐藤慧一(下川ジャンプ少年団)
152.8点(18.5メートル、18.5メートル)
小学生1部 3位:岩佐勇研
3位:岩佐勇研(札幌藤野小)
141.8点(18.5メートル、16.0メートル)

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投稿者 Takaki : 2008年02月11日 23:59

2008年02月02日(土)

FISワールドカップジャンプ2008札幌大会(個人第17戦)

FISワールドカップジャンプ2008札幌大会の一日目。個人第17戦が大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)で開催された。
1位:トーマス・モルゲンシュテルン
個人総合首位のトーマス・モルゲンシュテルン(Thomas Morgenstern、オーストリア)が2回目に最長不倒の131.5メートルを飛ぶなど261.6点で今季8勝目をあげ、通算勝利数を10とした。
1位:トーマス・モルゲンシュテルン
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2位:ヤンネ・ハポネン
2位:ヤンネ・ハポネン
3位:マルティン・コッホ
3位:マルティン・コッホ
1位:トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア) 261.6点(125.5メートル、131.5メートル)
2位:ヤンネ・ハポネン(Janne Happonen、フィンランド) 249.9点(120.5メートル、130.0メートル)
3位:マルティン・コッホ(Martin Koch、オーストリア) 249.3点(123.5メートル、127.5メートル)

日本勢の上位3名は以下の通り。
8位:竹内択(北野建設)
8位:竹内択(北野建設)231.5点
(120.5m、122.0m)
16位:伊東大貴(土屋ホーム)
16位:伊東大貴(土屋ホーム)217.4点
(116.0m、119.5m)
20位:栃本翔平(北海道尚志学園高)
20位:栃本翔平(北海道尚志学園高)212.4点
(118.5m、114.5m)
表彰式


大倉山ジャンプ競技場
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2008年02月01日(金)

明日からW杯ジャンプ2008 札幌大会

明日から2日間にわたって、大倉山ジャンプ競技場でFISワールドカップジャンプ2008札幌大会(個人第17、18戦 HS134メートル、K点120メートル)が開催される。昨季は世界選手権が開催されたためW杯の開催は約2年ぶりとなる。札幌での初優勝を狙う現在ポイントランキングトップのトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)を筆頭にフィンランド、ドイツなど11カ国39名の外国人選手と14名の日本人選手が参加予定。
今日行われた予選では栃本翔平(北海道尚志学園高)が3位、伊東大貴(土屋ホーム)が8位、葛西紀明(土屋ホーム)が14位となり、日本勢はエントリーした12人全員が2日の本戦に出場する。
Ski Office
ということで、市内のホテルに開設されたスキーオフィスにIDカードを受け取りに行ってきた。
GR DIGITAL II
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投稿者 Takaki : 2008年02月01日 20:59

2008年01月05日(土)

第49回雪印杯全日本ジャンプ大会

第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 成年組1位:東輝
札幌でのノルディックスキー・ジャンプ今季初戦となる第49回雪印杯全日本ジャンプ大会が、札幌宮の森競技場(HS100メートル、K点90メートル)で行われた。


■成年
(1)東輝(日本空調サービス) 244.0点(96メートル=最長不倒、93メートル)
(2)細山周作(雪印) 233.5(89.5、95)
(2)田中翔大(小樽ジャンプクラブ) 233.5(92.5、93)
(4)小山内佳彦(東京美装) 232.5(91.5、93.5)
(5)岡部孝信(雪印) 229.0(93.0、89.5)
(6)渡瀬雄太(雪印) 227.5(92.5、89)


第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 成年組2位:細山周作、2位:田中翔大

第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 少年組1位:伊藤謙司郎
■少年
(1)伊藤謙司郎(下川商業高) 225.5(91.5=最長不倒、89.5)
(2)作山憲斗(長野・中野実業高) 213.5(90.5、86)
(3)細田将太郎(北海高) 202.5(86、85)
(4)小林潤志郎(岩手盛岡中央高) 184.5(86、83.5)
(5)平林秀太(長野大町高) 183.5(83.5、82.5)
(6)山田勇也(小樽北照高) 179.0(78、84)


第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 少年組2位:作山憲斗、3位:細田将太郎

第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 ジュニア1位:竹花健汰
■ジュニア
(1)竹花健汰(札幌八軒東中) 148.5(70.5、78=最長不倒)
(2)清水礼留飛(新潟妙高高原中) 142.0(72.5、73)
(3)佐藤正棋(石狩花川北中) 136.5(70、73.5)
(3)高梨寛大(上川中) 136.5(73、70.5)
(5)渡辺知也(名寄中) 136.0(69.5、74.5)
(6)土屋朋(山形米沢第一中) 116.0(64、71)


第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 ジュニア組2位:清水礼留飛、3位:佐藤正棋、高梨寛大

第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 女子組1位:山田いずみ
■女子
(1)山田いずみ(神戸クリニック) 232.5(91、93.5=最長不倒)
(2)渡瀬あゆみ(神戸クリニック) 229.0(90.5、93.5=最長不倒)
(3)伊藤有希(下川中) 209.0(87、89.5)
(4)竹田歩佳(札幌日大高) 206.0(85.5、88.5)
(5)葛西賀子(日本空調サービス) 205.5(86、87.5)
(6)小浅星子(札幌環境サービス) 179.0(79、83)


第49回 雪印杯全日本ジャンプ大会 女子組2位:渡瀬あゆみ、3位:伊藤有希

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第49回雪印杯全日本ジャンプ大会 成年組
成年
第49回雪印杯全日本ジャンプ大会 少年組
少年
第49回雪印杯全日本ジャンプ大会 ジュニア
ジュニア
第49回雪印杯全日本ジャンプ大会 女子組
女子
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投稿者 Takaki : 2008年01月05日 23:59

2007年09月07日(金)

世界ノルディック札幌大会は約1億3000万円の黒字

4月23日のエントリーで今年2、3月に開催されたノルディックスキー世界選手権札幌大会の収支が円安による国際スキー連盟からの分配金増で黒字になる見通しと記したが、新聞報道によると大会組織委員会は6日、最終的な残余金が約1億2850万円に上る見通しと明らかにした。
残余金のうち約1億円は、補助金拠出割合に従って、札幌市に約8600万円、北海道に約1200万円を寄付するそうである。上田市長は寄付金について「スキーなど札幌のウインタースポーツ発展に寄与するために使わせてもらいたい」と話したとのこと。もちろん北海道もそうだよね。変なことに使っちゃ駄目だよ、はるみさん。ムッ
写真はMPCでフォトブリーフィングが行われた際にプレスキットを入れて配布された、大会公式スポンサーのHALTI製デイパック。私も含めて未だに愛用している報道関係者が少なくないようだ。撮影現場でたまに見かける。先日も忠別ダムトライアスロンの際に道内新聞社のカメラマンと記者が背負っていて、お互いにニヤリとしたものである。ニヤリ
EOS-1D MarkIII + EF24-70mm F2.8L USM
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投稿者 Takaki : 2007年09月07日 22:22