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2008年05月04日(日)

■ オオカミ見学

札幌市円山動物園では「エゾシカ・オオカミ舎」が4月にオープンし、旭山動物園では「オオカミノの森」が今年度オープン予定ということで、俄かにオオカミに注目が集まっているが、古くからオオカミに着目して活動を行っている、標茶町の「オオカミの自然教室/ Howlin'ks Nature School」を訪ねた。
「オオカミの目を通して自然を考える」というテーマのもとに、ネイチャースクールを開いて活動している桑原康生さんが奥さんと二人で約7000坪の敷地内にオオカミ19頭、犬4頭、ヒョウ1頭、馬7頭、ワシ1羽を飼育している。
モンゴルオオカミ

ホッキョクオオカミ

(↓クリックで拡大表示)
オオカミの自然教室/ Howlin'ks Nature School
午後1時過ぎに現地到着。
丁度乗馬から帰ってきた人たちが馬とくつろいでいた。

オオカミの自然教室/ Howlin'ks Nature School
約3000坪の林の半分を高さ3.5mのフェンスで囲った、オオカミが自由に走り回れる運動場。その中に丸太造りのセミナーハウスがあり、テラスからオオカミの走る姿を眺める。
モンゴルオオカミ
ホッキョクオオカミ
モンゴルオオカミ
モンゴルオオカミ
モンゴルオオカミ
モンゴルオオカミ
モンゴルオオカミ
ホッキョクオオカミ
オオカミを見た後は、セミナーハウスで桑原さんがアメリカのイエローストーン国立公園で撮影してきた写真を見ながら、彼の考える生態系に関するレクチャーを受け、理事を務める日本オオカミ協会の話等も聞かせてもらった。。

そして、次に乗馬。敷地の外周を約1時間半にわたってトレッキング。
正面に見えるのは西別岳。
天気もほどよく、常歩(なみあし)でのんびりと気持ちの良いトレッキング。戻ってからは、速歩(はやあし)の練習をさせてもらった。馬の2拍子のリズムにあわせて立つ(鞍から腰を浮かせる)、座るの動作をやってみたが、鞍にお尻がバンバン当たってしまいリズムが合わず、けっこう難しかった。他人がやっているのを見ると簡単そうなんだけどねぇ。

詳しい理念や施設、教室内容などの情報はスクールのホームページをご覧いただくとして、桑原さんのお話には色々と共感させられるところもあり、貴重なひと時を過ごすことができた。

ちなみに、ここのオオカミは5月16日にフジテレビで放送される『奇跡の動物園2008~旭山動物園物語~』に登場する。


大きな地図で見る 北海道川上郡標茶町虹別原野672-4
EOS-1D MarkII + EF24-70mm F2.8L USM, EF70-200mm F2.8L IS USM
GR DIGITAL II
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投稿者 Takaki:2008年05月04日 23:56
カテゴリー: 動物 , 自然 , 旅行

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コメント

オオカミ社会の順位付けのことは
知っていたけれど
アルファの存在のほかに
オメガの存在も必要不可欠であったとは・・・

つい人間の社会になぞらえ
江戸時代の士農工商の外に置かれた人々とか
インドのアウトカーストなどに
思いが行ってしまうのでありました。

投稿者 K子 : 2008年05月09日 09:29

アルファ、オメガの話は興味深かったですね。
それから、オオカミを野に放ち(再導入)、本来あるべきバランスの
とれた森林生態系の復活が目標というのも。

投稿者 Takaki [TypeKey Profile Page] : 2008年05月09日 16:10