2006年02月11日(土)
■ 第84回全日本スキー選手権大会 クロスカントリー
さて、トリノオリンピックが開幕しましたが、札幌では第84回全日本スキー選手権大会 クロスカントリー競技が行われている。今日は3日目、男女1.15kmスプリント クラシカルが札幌ドームにて開催された。今回の競技は、2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会に向けた札幌ドームでの屋内コースのテストを兼ねて行われた。
この坂を下り、ホバリングステージ(移動式芝グラウンド)の上を通過してドーム内のコースに入って行く。
ドーム内コース。
左:本田尚平(男子優勝) 右:矢口小百合(女子優勝)
男子表彰
1位:本田尚平 陸自冬戦教
2位:山岸 修 アインズSC
3位:山室 忠 飯山市スキークラブ
女子表彰
1位:矢口小百合 北村山高校
2位:大類 美咲 早稲田大学スキー部
3位:関谷 有希 日本大学保健体育審議会
ホバリングステージの上を通過してドーム内に入り、またドームの外へ出てくるコースとなっている。
ドーム内に引き込まれたコースの長さは約100m、幅6m、高さ50cmでトラック35台分、約480立方mの雪が使用された。
来年の世界選手権では全長300m、幅9~10mで8,600立方m程の雪を使用し、スタートとフィニッシュをドーム内にする予定である。
視察に訪れた、上田札幌市長一行。
ドーム内では、3種類のパターンのコース設置状況における雪の融け具合などが調査された。24時間の融雪量は、10cm断熱材を使用したもので約2.0cm。
ホバリングステージ上のコースの雪が柔らかくストックがささってしまうと選手から指摘があったなど何点か課題が判明したが概ね問題が無く、好感触を得たようである。
屋内でのクロスカントリースキーの競技会は1994年リレハンメルにおいてスケートリンク内で行われたW杯が初であるが、屋外と屋内を結んだコースによるクロスカントリー競技の開催は世界初の試みとのこと。
来年の世界選手権本番が楽しみである。
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2006年01月22日(日)
■ FISワールドカップジャンプ2006札幌大会(個人第13戦)
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ個人第13戦が大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)で行われた。予選開始一時間前、ランディングバーンの整備が行われていた。
1位:ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー)
2位:伊東大貴(土屋ホーム)
3位:岡部孝信(雪印)
1本目に最長不倒の140メートルを飛んだヨケルソイが今季初勝利。伊東大貴が0.5点差で自己最高の2位に入り、昨年1月のジャンプ週間最終戦以来、2度目の表彰台。岡部孝信は昨日と同じく3位だった。
(1)ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー) 281.4点(140.0メートル、125.5メートル)
(2)伊東大貴(土屋ホーム) 280.9(137.5、128.0)
(3)岡部孝信(雪印) 258.0(117.5、137.5)
(4)葛西紀明(土屋ホーム) 247.9(124.5、123.5)
(5)ロメレン(ノルウェー) 247.2(122.5、126.5)
(6)バルダル(ノルウェー) 234.9(118.5、124.5)
今季自身最高位の4位に入賞した葛西紀明の予選でのジャンプ。
晴天の札幌市街を見下ろして飛んでいくテストジャンパー。
予選から一本目の途中までは鮮やかな青空が広がっていたが、徐々に雲が広がりファイナルが始まる頃には、すっかり曇ってしまって少々残念。
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2006年01月21日(土)
■ FISワールドカップジャンプ2006札幌大会(個人第12戦)
大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル)でノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ個人第12戦が行われた。戦いの前の静寂に包まれた大倉山シャンツェ。
1位:ビョルンアイナル・ロメレン(ノルウェー)
2位:ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー)
3位:岡部孝信(雪印)
岡部は日本勢で今季初の表彰台に上がった。岡部の表彰台は98年3月の優勝以来、8シーズンぶり。
(1)ビョルンアイナル・ロメレン(ノルウェー) 269.9点(132.5メートル、128メートル)
(2)ヨケルソイ(ノルウェー) 262.3(129.5、126.5)
(3)岡部孝信(雪印) 256.6(133、121.5)
(4)伊東大貴(土屋ホーム) 252.6(134.5=最長不倒、117.5)
(5)ユシライネン(フィンランド) 221.6(116、121)
(6)バルダル(ノルウェー) 219.9(118.5、117)
ブレーキングトラックに熊笹の葉で描かれた「SAPPORO」の文字。
一本目開始時の気温が-8℃。二本目は結構雪が降ってくるし、寒かった。
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2006年01月20日(金)
■ FISワールドカップジャンプ2006札幌大会記者会見
明日、明後日のFISワールドカップジャンプ2006札幌大会を前に、トリノ冬季五輪代表6人の記者会見が行われた。左からユリアンティラヘッドコーチ、伊東大貴、葛西紀明、原田雅彦、岡部孝信、伊藤謙司郎、一戸剛
記者会見としては、代表決定後初めて全員が顔をそろえた。
会場のロイトン札幌にはオリンピック前ということもあり、いつものW杯よりも多目の報道陣が詰めかけた。
日本人選手の会見に先立って、ノルウェーの選手の会見が行われた。左:ロメレン、右:ヨケルソイ
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投稿者 Takaki : 2006年01月20日 23:32
2006年01月07日(土)
■ FIS Far East Cupサロモンカップ全日本クロスカントリーレース2006
新年最初の撮影はクロスカントリースキー「FIS Far East Cupサロモンカップ全日本クロスカントリーレース2006」。晴天に恵まれて、駐車場が満杯になるほど会場の白旗山距離競技場は賑わいを見せていた。
競技中はとても良い天気だったのだが、昼前には雪雲がやってきて表彰式が行われる頃には、すっかり雪となってしまった。
■女子10kmフリー(エントリー34名)
1位 | 丸山智恵 | 日本大学保健体育審議会 | 30:56.2 |
2位 | 豊岡祐美 | 陸自冬戦教 | 31:03.2 |
3位 | 石垣寿美子 | 日本大学保健体育審議会 | 31:14.2 |
■少年15kmフリー(エントリー50名)
1位 | 佐藤雅隆 | おといねっぷ美術工芸高校 | 38:54.4 |
2位 | 田中富夢野 | おといねっぷ美術工芸高校 | 39:54.5 |
3位 | 立崎幹人 | 野辺地高校 | 40:11.3 |
■成年15kmフリー (エントリー67名)
1位 | 堀米光男 | 志賀高原スキークラブ | 37:04.8 |
2位 | 神津正昭 | ニッセンスポーツ | 37:14.2 |
3位 | 斉藤 亮 | 陸自冬戦教 | 37:17.4 |
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投稿者 Takaki : 2006年01月07日 23:50
2005年08月29日(月)
■ 第5回バイアスロンローラースキー全国大会
8月28日(日)に、西岡バイアスロン競技場ローラースキーコースで開催された、第5回バイアスロンローラースキー全国大会の冬戦教から入ったレポートです。午前中に男女のマススタート競技が、午後は男女のチームスプリント競技が行われました。
●「マススタート競技」
・午前9時に男子が21名、一斉スタートで競技が始まりました。競技は2,5kmコースを4周する、10kmで行われた。
スタートから勢い良く全員が飛び出しポジション取りの激しいレースで始まった。
1週目は18名が団子状態で通過し二周目に突入、コース上ではトップが頻繁に入れ替わる激しいレース展開で、優勝の行方は予想のつかない状態でした。
3週目に入り、トップ集団が10名に絞られ、二周目と変わらず激しいトップ争いが展開されて、そのまま4週目に入いる。
このままいくと勝負はゴール前のスプリントで決まるという展開で、集団を作ったまま会場に現れた。
先頭は、ベテランの菅、2番目に齊藤、3番目に角、4番目に山田、5番目に浅利、その他後続がつながりながら、ゴールに向かう、最後の直線勝負、ゴール直前できわどく菅をかわし齊藤がトップでゴールを切り優勝をかざった。
1位:齊藤 慎弥 19分26秒6
2位:菅 恭司 19分26秒9
3位:山田 優一 19分27秒1
4位:浅利 嘉之 19分27秒3
5位:角 雄治 19分27秒6
1秒の中に1位から5位まで入るという激しいレースでした。
・午前10時に女子が、7名同時スタートで競技開始。競技は2,5kmコースを3周する、7,5km、で行われた。
スタートから大高が飛び出し、それを柴田、田中、豊岡、江村、らが追いかける。二周目に入ると、ここで積極的に大高に食らい付いていた柴田が後退し田中が2番手に上がりこの二人がレースを引っ張る。
二人に遅れること20mで柴田、豊岡、江村と続き3週目にはいる。3週目に入りトップの大高は若干スピードは鈍ったものの、しぶとくトップを守る。追いかける田中、その差は20m、なかなか詰まらない、
結局、スタートから飛び出し、トップを走り続けた大高がそのままゴールラインを切り優勝を飾った。
1位:大高 友美 16分55秒7
2位:田中 珠美 17分01秒4
3位:江村 恵 17分06秒1
●「チームスプリント競技」
13時30分に男女同時スタートで競技開始。レースは、男女別で2名一組のチームリレー方式で1kmコースを1周毎タッチして2回ずつ走ります。
この競技も、男子はスタートから団子状態で、アンカー勝負になり、ゴール前の激しいスプリントで、勝負が決まりました。
女子は、順当に力を出した大高・田中チームが優勝した。
▼男子
1位:齊藤・蛯沢組 8分24秒1
2位:浅利・木田組 8分24秒5
3位:渡邊・目黒組 8分25秒3
▼女子
1位:大高・田中組 9分54秒6
2位:豊岡・柴田組 10分03秒6
3位:役田・江村組 10分18秒2
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投稿者 Takaki : 2005年08月29日 23:21
2005年08月06日(土)
■ UHB杯サマージャンプ大会2005
今日明日と2連戦が行われるサマージャンプの初日。久しぶりに大倉山ジャンプ競技場での撮影。
少年組優勝の原田侑武
女子優勝の山田いずみ
札幌オリンピックを偲ばせる五輪マークが下に飾られているカンテ(踏み切り台)。ここを踏み切って、札幌市街を見下ろして飛んで行く。
散水中のランディングバーン。
【女子】
1位 山田 いずみ ロイズ
2位 小浅 星子 札幌環境サービス
3位 渡瀬 あゆみ ロイズ
【少年】
1位 原田 侑武 札幌光星中
2位 伊藤 謙司郎 下川商業高
3位 栃本 翔平 北海道尚志学園高
【成年】
1位 伊東 大貴 土屋ホーム
2位 重松 健太郎 東京美装
3位 坂野 幸夫 雪印
表彰式の後、成年と女子の上位3選手によるサイン会が行われ、抽選で当たった観客が色紙にサインをしてもらった。2007年開催予定のFISノルディックスキー世界選手権札幌大会のマスコットの「ノルッキー」も登場して愛嬌を振りまいていた。
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投稿者 Takaki : 2005年08月06日 23:59