2007年02月27日(火)

世界ノルディック札幌大会6日目 CC女子10km

後半戦最初の競技は白旗山競技場でクロスカントリー女子10キロメートルフリー。
カテリナ・ノイマノバ(チェコ)
トリノ冬季五輪30キロフリー覇者で34歳のカテリナ・ノイマノバ(チェコ)が23分58秒4で前回のオーベルストドルフ大会に続いて2連覇。

オリガ・サビロワ(ロシア)、アリアナ・フォリス(イタリア)
左:オリガ・サビロワ(ロシア) 右:アリアナ・フォリス(イタリア)

CC女子10kmフリー フラワーセレモニー
1位:カテリナ・ノイマノバ(チェコ)  23:58.4
2位:オリガ・サビロワ(ロシア)  24:24.9(+26.5)
3位:アリアナ・フォリス(イタリア)  24:28.6(+30.2)

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曽根田千鶴(陸自冬戦教)
日本からは曽根田千鶴(陸自冬戦教)が出場。26分53秒1(+2:54.7)で48位だった。


■今日の舞台裏
ノルウェー応援団

各会場で一番元気が良いノルウェーの応援団。彼らは白旗山のそばの造園業者の敷地内に場所を借りてテント村をしつらえて野営している。
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2007年02月25日(日)

世界ノルディック札幌大会4日目 ジャンプ団体戦で日本が銅メダル

ジャンプのラージヒル(HS134メートル)団体が大倉山ジャンプ競技場行われ、日本(栃本翔平:北海道尚志学園高、岡部孝信:雪印、伊東大貴:土屋ホーム、葛西紀明:同)が905.9点で3位に入り、2大会ぶりのメダルを獲得した。
喜びに湧く日本チーム(左から葛西、伊東、岡部、栃本)
喜びに湧く日本チーム(左から葛西、伊東、岡部、栃本)

栃本翔平、岡部孝信
左:栃本翔平 198.9点(118.0m,110.0m)
右:岡部孝信 225.8点(121.0m,120.0m)

伊東大貴、葛西紀明
左:伊東大貴 243.3点(117.0m,131.5m)
右:葛西紀明 237.9点(128.0m,117.5m)

伊東大貴、葛西紀明
左:2回目に131.5メートルの大ジャンプを決めガッツポーズの伊東大貴
右:2回目、メダル獲得を確信して笑みがもれる葛西紀明

喜びに湧く日本チーム
銅メダル確定。2回目のジャンプを終えた葛西に抱きつき喜ぶ伊東、栃本、岡部。

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フラワーセレモニー
競技終了後、ブレーキングトラックで行なわれたフラワーセレモニー。
1位:オーストリア 1000.2点
2位:ノルウェー 953.5点
表彰式は26日17時から17:00から札幌駅南口広場、ノルディックファンパークで行なわれる。
大倉山ジャンプ競技場観客席
7270人の観客がつめかけ、日本選手の活躍に湧いた。






■今日の舞台裏
大倉山ジャンプ台 ランディングバーン横の階段
ランディングバーン横のフォトポジションへ行くには、この階段を昇る。着く頃には汗だくになってしまう。ちなみに110mから140mの間ではジャッジの関係で撮影できない。
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世界ノルディック札幌大会4日目 女子距離複合(15キロ)

白旗山競技場でクロスカントリー女子パシュート(7.5kmクラシカル+7.5kmフリー)が行なわれた。
クロスカントリー女子パシュート(7.5kmクラシカル+7.5kmフリー)
競技はマススタートで行なわれ、59名が一斉にスタート。

オリガ・サビアロワ(ロシア)
ロシアのオリガ・サビアロワが優勝。世界選手権では2003年イタリア大会の30キロフリーに続く、自身2個目の金メダルを獲得。

女子パシュートフラワーセレモニー
1位:オリガ・サビロワ(ロシア)  41:27.5
2位:カテリナ・ノイマノバ(チェコ)  41:28.0(+0.5)
3位:クリスティン・ストルメル・ステイラ(ノルウェー)  41:29.6(+2.1)

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日本からは横山寿美子(セコム上信越)、石田正子(JR北海道)、曽根田千鶴(冬戦教)がエントリー。
横山寿美子(セコム上信越)、石田正子(JR北海道)、曽根田千鶴(陸自冬戦教)
結果は、
23位:横山寿美子  43:26.2(+1:58.7)
26位:石田正子  43:32.9(+2:05.4)
38位:曽根田千鶴  45:02.1(+3:34.6)

パシュート ピット
クロスカントリーのパシュート競技は、前半にクラシカル、後半にフリー走法で走りその合計で競う。
前後半の間でピットに入り、スキー板を履き替えるのだが、このピット作業も記録されピットタイムの順位がつけられる。今回は横山寿美子が27.8秒で1位であった。

横山寿美子、石田正子
並走する横山(手前)と石田。

曽根田千鶴
メインスタンド前を通過する曽根田。


■今日の舞台裏
EOS-1D MarkII
フィニッシュライン奥のTVカメラブースに取り付けられたカメラ。無線でリモートコントロールされる。カメラからケーブルでぶら下がっているのが受信機。
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2007年02月24日(土)

世界ノルディック札幌大会3日目 ジャンプHS134

大倉山ジャンプ競技場(HS134)で、18の参加国・地域から50名の選手が参加してジャンプ個人戦決勝が行なわれた。
シモン・アマン
1位:シモン・アマン(スイス) 266.1点(125.0m,134.5m)
Harri Olli
2位:ハリ・オリ(フィンランド)
265.9点(124.0m,136.5m)
Roar Ljoekelsoey
3位:ロアル・ヨケルソイ(ノルウェー)
262.9点(123.0m,135.0m)
シモン・アマン
左:2本目、勝利を確信してブレーキングトラックでガッツポーズのアマン。右:表彰台で喜び弾けるアマン。

Olli Harri, Ammann Simon, Ljoekelsoey Roar


残念ながら日本選手は入賞ならず。その中で高校生の栃本翔平が日本選手トップの16位につけた。
(↓クリックで拡大表示)
栃本翔平
16位:栃本翔平(北海道尚志学園高)
219.4点(117.0m,121.0m)
岡部孝信
21位:岡部孝信(雪印)
208.2点(106.5m,125.0m)
葛西紀明
24位:葛西紀明(土屋ホーム)
202.2点(108.5m,120.5m)
伊東大貴
29位:伊東大貴(土屋ホーム)
173.9点(112.0m,106.0m)
大倉山ジャンプ競技場
7200人の観客が大倉山ジャンプ競技場に訪れた。

大倉山ジャンプ競技場
観客席では沢山の日の丸が打ち振られ日本人選手に声援が送られた。

■今日の舞台裏
大倉山ジャンプ競技場サブプレスセンター
写真ではまだ空いているが、試技開始前には満員御礼となった大倉山ジャンプ競技場サブプレスセンター。
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2007年02月23日(金)

世界ノルディック札幌大会2日目 複合スプリント7.5km

クロスカントリーチームスプリント決勝の後、札幌ドームでの最後の競技となるノルディックコンバインドスプリント 7.5kmが行なわれた。
W杯の個人種目で45勝と歴代最多にもかかわらず、世界選手権と五輪での個人メダルがなかった「無冠の帝王」ハンヌ・マンニネン(フィンランド)がついに世界一に輝いた。
ノルディックコンバインドスプリント 7.5km
雄たけびを上げながらゴールした、ハンヌ・マンニネン(フィンランド)。

ノルディックコンバインドスプリント 7.5km
前半飛躍は9位。首位と49秒差で後半距離を迎え、最終ラップ残り1キロの上り坂で首位に立ち、モアン(ノルウェー)との競り合いを0秒3差で制した。

日本勢は、前半ジャンプでエース高橋大斗がアクシデントにみまわれ左肩を骨折し、残念ながらリタイア。残り3名が後半距離に挑んだ。  (↓クリックで拡大表示)
小林範仁(東京美装)
25位:小林範仁(東京美装)
渡部暁斗(長野・白馬高)
31位:渡部暁斗(長野・白馬高)
加藤大平(サッポロノルディッククラブ)
32位:加藤大平(サッポロノルディッククラブ)
表彰式
表彰式


■今日の舞台裏
札幌ドームサブプレスセンター
札幌ドーム1階の南北連絡通路横に設けられたサブプレスセンター。この写真に写っているのはフォトグラファースペースで、後ろにライタースペース、ケータリング、記者会見スペースが設けられている。
机に張り紙して場所取り禁止とされているが、海外メディアはお構い無し...
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世界ノルディック札幌大会2日目 男女チームスプリント

昨日に引き続き、札幌ドームでクロスカントリーのスプリント競技が行われた。

●男子チームスプリント(フリースタイル)1.4km×2×3
男子チームスプリント
トップでゴールに飛び込んだクリスチャン ゾルジ(イタリア)

男子チームスプリント表彰式
1位:イタリア  17:50.6
2位:ロシア  17:50.6(+0.0)
3位:チェコ  17:51.3(+0.7)


男子チームスプリント 日本無念の6位
恩田祐一、山岸修(ともにアインズ)は、5位までが決勝進出となる準決勝で惜しくも6位となり敗退。最終順位は12位。
恩田から山岸へタッチ
恩田から山岸へタッチ
ゴール後、仰向けになり無念の表情でドーム天井を見つめる恩田
ゴール後、仰向けになり無念の表情でドーム天井を見つめる恩田

●女子チームスプリント(フリースタイル)1.2km×2×3
女子チームスプリント(フリースタイル)
クイツネン(フィンランド)、喜びのフィニッシュ

女子チームスプリント表彰式
1位:フィンランド  16:20.9
2位:ドイツ  16:21.6(+0.7)
3位:ノルウェー  16:24.0(+3.1)


昨日の5位入賞で期待が高まった夏見円(JR北海道)と福田修子(弘果ク)のペアは準決勝7位で決勝に進むことが出来ず、13位に終わった。
女子チームスプリント
1周目、トップでドームへ戻ってきた福田

福田から夏見へタッチ
夏見にタッチする福田


■今日の舞台裏
フィニッシュエリアのひな壇
フィニッシュエリア奥に設けられたフォトポジションのひな壇。半分から下がPHOTO、上がENGとなっている。
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2007年02月22日(木)

世界ノルディック札幌大会初日 夏見円が5位入賞

世界ノルディック札幌大会初日
夏見 円
距離のスプリント(クラシカル)で、夏見円(JR北海道)が5位に入賞した。五輪と世界選手権を通じて距離競技の日本人最高位となる快挙。

クロスカントリー女子クラシカルスプリント決勝
ゴール前の直線で懸命に追い上げる夏見。

ゴール直後の夏見円
ゴール直後

5位入賞を喜ぶ夏見円
クリスタルトロフィーに頬擦りをして満面の笑みを湛える夏見。 (夏見選手ブログ

●女子決勝
女子スプリント決勝

女子スプリント表彰式
1位:アストリド・ヤコブセン(ノルウェー)
2位:ペトラ・マジッチ(スロベニア)
3位:ビルピ・クイトゥネン(フィンランド)

●男子決勝
男子スプリント決勝

男子スプリント表彰式
1位:イエンスアルネ・スバルテダル(ノルウェー)
2位:マッツ・ラーション(スウェーデン)
3位:エルダー・ルンニン(ノルウェー)


福田修子(弘果ク)、恩田祐一(アインズ)は残念ながら準々決勝で敗退。
福田修子(20位)  恩田祐一(26位)

■今日の舞台裏
カメラクレーン
フィニッシュラインそばのフォトポジション横に陣取ったTVカメラクレーン。(邪魔なんだよねー)
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