2005年07月01日(金)
■ トリノへの道 2
先日のHaute MaurienneHautでの合宿レポートに引き続き、
冬戦教(冬季戦技教育隊)広報班から入ったバイアスロンチームの情報です。
▼日本(冬戦教)バイアスロンチームは、オーストリア(ラムソー)で合宿中。
標高2400mでのスキートレーニングの写真です。
選手 女子:目黒 香苗(福島県出身:日本女子体育大学卒)
男子:井佐 英徳(新潟県出身:小千谷西高等学校卒)
さて、今年も半分が過ぎた。あっという間に秋が来て、
また雪に埋もれる冬がやってくるんだなぁと本格的な夏を前にして思ってしまうのは気が早すぎか。
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2005年06月27日(月)
■ トリノへの道
来年のトリノオリンピック開幕まで230日を切り、各種目において夏季トレーニングが真っ盛りである。
そんな中、冬戦教(冬季戦技教育隊)広報班から入ったバイアスロンチームの情報をお伝えする。
日本バイアスロンチームがフランス(ハウトマリエンヌ)で合宿。
標高2000m~2700mでのローラースキートレーニングの写真です。
目黒香苗(福島県出身:日本女子体育大学卒)
井佐英徳(新潟県出身:小千谷西高等学校卒)
おそらく日本人でこのような高所でのローラースキートレーニングを行うのは初めてだと思われる。
6月26日に、後半の合宿地オーストリア(ラムソー)に移動してトレーニングを開始する。
フランスのHaute
Maurienneは、今年2月のバイアスロンW杯第7戦
(トリノ)の直前にも日本チームが合宿を行った場所であり、私も同行取材で訪れた。
高地のため空気が薄く、街を歩いていてもちょっとした坂道で息切れがして、初日の夜中には睡眠中に息苦しくて目が覚めてしまった程である。
そのような場所でのローラースキートレーニングは、かなりハードなものであると思われる。
トリノオリンピック本番でのメダル獲得を期待して声援を送りたい。
2005年05月13日(金)
■ 新作アップ(バイアスロンW杯 パート2)
今日も晴天。だいぶ気温も上がってきました。明日は花見にでも行こうかな。
昨日に引き続き、トリノで取材したバイアスロンワールドカップ第7戦パート2(男子)を本館ギャラリーにアップしました。
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2005年05月12日(木)
■ 新作アップ
今日は晴れたけど、まだまだ風は冷たかった札幌です。
ということで、今年の2月にトリノで取材したバイアスロンワールドカップ第7戦の画像を
本館ギャラリーにアップしました。
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2005年04月06日(水)
■ オフシーズンの小ネタ
留萌スキー連盟が留萌市出身のバイアスロン選手である大高友美さん(冬戦教) の紹介ページを作成するということで依頼があり、2月にトリノで行われたW杯の時に撮影した写真を提供しました。
NPO法人留萌体育協会HP内の留萌スキー連盟のギャラリーに掲載されています。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved2005年03月11日(金)
■ 第2回バイアスロンアジア選手権 最終日
冬戦教広報から頂いたレポートと画像です。
3月11日金曜日、アジア選手権最終日リレー競技が行われました。
天候は朝から射場周辺は、ガスがかかり標的がよく見えない状態で
射撃が出来るか心配でしたがガスも上がり、予定どおり10時に競技は始まりました。競技は男子、女子同時スタートで行わました。
「男子」
●第1走者は木田選手、スタートからいきよいよく飛び出し先頭でコースへ。
1回目の射撃(伏射)は中国と並んで進入しました。
観覧席を含めて射場は緊張状態に包まれ一瞬の静けさ。二人の射撃に注目する。
二人ともペナルティ0でコースへ。
2回目の射撃(立射)、ここで木田選手は落ち着いた射撃を見せる。5発で
全的命中でコースへ、中国はペナルティ1でここで差が出た。
●第2走者は1日目スプリント競技優勝者の目黒選手、軽快な動きでコースへ。
1回目の射撃、リズムよい射撃で5発で全的命中しコースへ。追いかける中国も
ペナルティ0でコースへ。
2回目の射撃、目黒は射撃好調でこれもまた5発で全的命中しコースへ。
対する中国は、予備弾2発を使いペナルティ0で日本を追いかける。
しかし、その差は徐々開いていく。
●第3走者は昨日のパシュート競技優勝者の菅選手、力強い走りでコースへ。
1回目の射撃、予備弾1発を使うがペナルティ0でコースへ。持ち前の走力全開で
その差をさらに開いていく。
2回目の射撃、リズムよい射撃で予備弾1発使用するがペナルティ0でコースへ。
今日の日本のスキーは滑っている。アンカーにつなげるために全力でゴールに
向かう菅選手、その差をさらに広げて第4走者へ・・・
●第4走者は斎藤選手、元気よくコースに飛び出す。
1回目の射撃、予備弾2発を使用するが、ペナルティ0でコースへ。
対する中国は、予備弾1発使用しコースへ、すこし差を詰められる。
2回目の射撃、リズムが悪く最初の5発で2個的しか命中出来ず、
苦しい射撃になる。予備弾で落としきれずペナルティ2。
対する中国は、リズムよく射撃しペナルティ0で大きく差を詰めて
日本を追いかけるがこの時点で勝負はあった。
日の丸を手に斎藤選手が気持ちよくゴールした。
△男子リレー
第1位 日本 1:25:11.3
第2位 中国 1:30:52.7
第3位 韓国 1:44:33.0
「女子」
●第1走者、日本は泉めぐみ、スタートから積極的に前へでる。
中国も負けじと後ろについて走る。
1回目の射撃、同時に射場進入、両者予備弾2発使用しペナルティ0でコースへ。
中国が前を走り後ろを泉選手が追いかける。
2回目の射撃、中国痛恨のミスペナルティ1、泉は5発で全段命中しペナルティ0で
コースへ走りも好調で、1分7秒差で第2走者へ・・・
●第2走者は今大会好調の、向井選手
1回目の射撃は予備弾2発使用しペナルティ0でコースへ。
走力好調の今大会、走りでその差をひらく。
2回目の射撃、向井は予備弾1発使用しペナルティ0でコースへ。対する中国は
予備弾3発使用しその差を詰めることが出来ない。
1分44秒の差をつけて第3走者へ・・・
●第3走者は、バイアスロン1年目の柴田選手、先輩が貯金してくれたタイム差を
守りきれるか注目した。
1回目の射撃、やはり緊張と経験の浅さが出た射撃であった。
彼女のバイアスロン経験からすると非常に厳しい場面を経験したと思う。
結果はペナルティ3。
対する中国は5発で全的命中のペナルティ0。この時点で中国に逆転され2位。
2回目の射撃、挽回を期待したが中国はペナルティ0、柴田選手ペナルティ1で
その差を大きく開けられ第4走者へ・・・
ゴール後悔し涙の柴田選手でした。この悔しさを次につなげてほしい・・・
●第4走者、日本はこれも新人の役田選手、元気に中国を追いかける。
1回目の射撃、中国はペナルティ0でコースへ、役田選手もペナルティ0で
賢明に中国を追いかける。
2回目の射撃、中国ペナルティ0でコースへ、つけいる隙を見せない。
役田選手集中して射撃に入るがペナルティ2、コースへでる。
遙か前をゆく中国を最後まで諦めることなく賢明に追いかけてゴールする。
結果はどうあれ4人の力で掴んだ第2位である。
つぎは是非とも雪辱を晴らしてほしいと思う。
そしてこれをステップに目標を大きく持って。世界へ羽ばたいて欲しい。
△女子リレー
第1位 中国 1:23:57.1
第2位 日本 1:30:12.7
第3位 韓国 1:45:45.6
詳しい結果はこちら。 Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved
2005年03月10日(木)
■ 第2回バイアスロンアジア選手権
撮影には行ってませんが、冬戦教広報から入った競技の結果と写真です。
Copyright ©2004-2018 TK Sports Shooting, All Rights reserved●昨日のスプリント競技の成績「男子:10kmスプリント競技」順位 氏名 国籍 伏射 立射 合計ペナ Result
第1位 目黒宏尚 JPN 1 / 0 計1 32:26.0
第2位 木田 理 JPN 3 / 0 計3 32:44.6
第3位 Chen Haibin CHN 2 / 0 計2 32:58.6
第4位 菅 恭司 JPN 2 / 2 計4 33:26.7
第5位 Ji Delin CHN 0 / 1 計1 33:45.5
第6位 Zhang H Jun CHN 0 / 2 計2 33:46.3
「女子:7. 5kmスプリント競技」順位 氏名 国籍 伏射 立射 合計ペナ Result
第1位 Cheng Xiaoni CHN 1 / 1 計2 29:01.8
第2位 向井 文子 JPN 0 / 2 計2 30:43.6
第3位 Huo Li CHN 1 / 2 計3 30:45.5
第4位 Jia Yuping CHN 2 / 3 計5 31:02.5
第5位 Liu Liming CHN 3 / 1 計4 31:25.0
第6位 泉 めぐみ JPN 0 / 4 計4 32:24.6
●本日のパシュート競技の成績「男子:12.5kmパシュート競技」順位 氏名 国籍 伏/伏/立/立 合計ペナ Result
第1位 菅 恭司 JPN 1/ 0/ 1/ 2 計4 38:55.2
第2位 Chen Haibin CHN 1/ 1/ 3/ 2 計7 39:51.0
第3位 目黒宏尚 JPN 0/ 2/ 2/ 2 計6 39:51.5
第4位 Ji Delin CHN 0/ 1/ 2/ 0 計3 40:41.0
第5位 横浜未来 JPN 0/ 1/ 2/ 0 計3 40:57.2
第6位 浅利嘉之 JPN 0/ 2/ 2/ 2 計6 41:37.7
△昨日の成績の順位でスタートする今日のパシュートは、一番スタート目黒、 2番木田、3番中国のChen、4番日本のエース菅、 このあたりが今日の優勝争いと思われた。1回目の射撃は目黒0、続く中国と菅は1。しかし走力で目黒との差を詰める。 横浜、浅利は0で3人を追いかける。2回目の射撃は目黒痛恨のペナ2、 菅はリズミカルに全弾命中ペナ0で目黒を抜いてトップに躍り出た。 すぐその後を目黒と中国のChenが続く。3回目の射撃は菅ペナ1、追いかける中国Chenはここで痛恨のペナ3、 ここから菅の独走状態に入る。4回目の射撃は菅が射撃に入る頃2番目の中国と目黒が入ってきた。 差は約1分15秒。菅はペナ2を出したが、持ち前の走力を生かしさらに差を広げ、国旗を手に余裕でゴールした。菅はアジア選手権の個人タイトルは初めてで、今回は狙っていたタイトルであった。
「女子:10kmパシュート競技」順位 氏名 国籍 伏/伏/立/立 合計ペナ Result
第1位 Cheng Xiaoni CHN 0 / 2/ 3/ 3 計8 40:52.7
第2位 Liu Liming CHN 0 / 0/ 1/ 2 計3 41:06.3
第3位 Huo Li CHN 1 / 2/ 1/ 0 計4 41:22.2
第4位 向井文子 JPN 0 / 0/ 3/ 1 計4 41:49.8
第5位 Jia Yuping CHN 3 / 1/ 3/ 0 計7 43:05.5
第6位 泉 めぐみ JPN 2 / 0/ 2/ 0 計4 43:33.9
△女子パシュートは向井に期待したが、3回目の射撃が終わって3位争いのレース展開に。4回目の射撃でペナ1、並んで入った中国はペナ0、中国を追いかける向井、その差は8秒。しかし会場に戻ってきた時点で残念ながら差は開いていた。 悔しい4位という結果になった。