2011年05月18日(水)
■ ノルディックスキー距離の夏見円、第一線から退く意向
ノルディックスキー距離女子で2002年のソルトレークシティーから3大会連続で冬季五輪に出場し、短距離のスプリント種目を得意とした夏見円(32=JR北海道スキー部)が、本人側の意向により海外派遣等の対象となる全日本スキー連盟の来季強化指定選手から外れて、第一線を退くことが17日、分かった。今後、国内大会には出場する見込み。(2007年世界選手権札幌大会初日のスプリント(クラシカル)表彰式にて)
(2007年3月1日 世界選手権札幌大会 女子20キロリレーにて) | 五輪では、2006年トリノの団体スプリントで日本女子史上最高の8位に入賞し、昨年のバンクーバーでは20キロリレーで8位になった。世界選手権は2007年札幌大会のスプリントで5位、ワールドカップ(W杯)では2008年ストックホルム大会のスプリントで3位に入り、五輪、世界選手権、W杯を通じて日本人選手として史上初めて表彰台に立った。 (東日本大震災義援金募金活動を行う夏見) |
2011年04月23日(土)
■ 女子スキージャンプ「美翔女」が震災チャリティーイベントを開催
2014年ソチ五輪での実施が決まった女子スキージャンプの全日本チーム選手による東日本大震災被災地支援のチャリティーイベントが23日、札幌駅前地下歩行空間の北2条交差点広場で行なわれた。チャリティーイベントは、山田いずみさんの挨拶で始まり、大型液晶画面でのスライドショー、美翔女最新号の配布、東日本大震災被災地支援募金活動が行なわれた。
参加選手は、葛西賀子(日本空調サービス)、小浅星子(神戸クリニック)、渡瀬あゆみ(神戸クリニック)、茂野 美咲(北翔大OB会)、澤谷夏花(札幌大)、竹田歩佳(北翔大)、平山友梨香(北翔大)、田中 温子(北翔大)、山口瑞貴(札幌日大高)、伊藤有希(下川商高)、高梨沙羅(上川中)ら17名。
「美翔女」は、女子ジャンプのパイオニアとして活躍した山田いずみさんの呼びかけで始まった女子スキージャンプ応援冊子。選手自らが手がけて、これまでに4号と特別号が発刊されている。
(写真は、今年2月にオスロで行なわれたノルディック世界選手権代表の4選手。右から渡瀬、高梨、葛西、伊藤)
2011年04月16日(土)
■ 道内アスリートが震災応援で募金活動
北海道ゆかりのアスリートによる東日本大震災の被災地支援プロジェクトを行う 「EN(えん) project Japan」が発足し、15日から活動第1弾となる街頭募金を札幌駅前地下歩行空間の北三条交差点広場で開始した。2日目の16日は、北海道ハイテクACの福島千里選手ら10選手が参加した。
同プロジェクトは、コンサドーレ札幌の元選手曽田雄志さんが中心となって発足、「縁をつむぎ、輪をつくる。」ということで、「縁」と「円」にかけて命名された。アイスホッケーやバスケットボール、サッカー、陸上などから19人の現役アスリートが参加している。
募金活動は23、24、30日にも行われる。
北一条憩いの空間では、4月30日まで、参加アスリート達の「写真」と、アスリート達から被災者に対するメッセージを漢字1文字で表現した「書道作品」が展示されている。
2011年03月27日(日)
■ クロスカントリースキーの夏見、石田らが募金活動
JR北海道の野球部とスキー部は27日、東日本大震災の被災地復興に向けた義援金募金活動を手稲駅、札幌駅(東口、西口)、新札幌駅、新千歳空港駅の5ヶ所で行なった。
札幌駅西口改札前では午前9時から正午まで、クロスカントリースキーのワールドカップで日本人初の3位となった夏見円選手、バンクーバーオリンピックの女子30キロで5位に入賞した石田正子選手と野球部の5選手が行き交う市民に募金を呼びかけた。
2011年03月26日(土)
■ アイスホッケー 東北フリーブレイズが募金活動
青森県八戸市と福島県郡山市を本拠地とする、アイスホッケー・アジアリーグの東北フリーブレイズは26日、東日本大震災の被災地復興支援を目的とした活動を神奈川・北海道(苫小牧・札幌・釧路)で実施した。
苫小牧市のスーパースポーツゼビオ苫小牧柳町店では、奥山章文、鈴木雅仁、高橋皓介、笠原裕二郎の4選手が午前10時から午後3時まで義援金募金活動を行なった。
2011年03月25日(金)
■ 日ハムと王子イーグルスが合同で募金
プロ野球の北海道日本ハムファイターズとアイスホッケー・アジアリーグの王子イーグルスは25日、合同で東日本大震災の被災地支援に向けた義援金募金活動を行なった。会場の苫小牧市白鳥アリーナには正午頃からファンが並び始めた。 午後5時から募金活動が開始され、当初予定の1時間を越えて午後7時過ぎまで行われた。 日ハムからは稲葉やダルビッシュら16選手、王子は斎藤哲也主将ら15選手が参加し、訪れた約3000人から約330万円の寄付が集まった。
2011年03月22日(火)
■ フリーブレイズとハルラが優勝 アジアリーグアイスホッケー
アイスホッケーのアジアリーグは22日、東北関東大震災の影響で中止していた東北フリーブレイズとアニャンハルラ(韓国)による2010-2011シーズンプレーオフ・ファイナルの代替開催を行わず、今シーズンの全日程を終了とし、両チームを優勝にすると発表した。 フリーブレイズはリーグ加入2季目で初優勝、ハルラは2連覇となる。 【2010-2011シーズン最終順位】 (写真は昨シーズン、ハルラに手渡されたチャンピオンカップ) |